なんとしても優勝したい岡田監督!!

「悲願の優勝」到達のためには80%の壁を乗り越えなければなりません。本当に来季リーグ優勝のためには先発投手陣で60勝以上は勝たなければなりません。今季チーム68勝で先発投手陣は55勝。80%の比率で先発に勝ち星がついています。来季優勝ラインの80勝到達ならば、その80%は64勝です。ではどうするか?
 西純矢投手&才木浩人投手の右腕に大きな期待がかかります。先発陣の55勝の内訳は青柳13勝4敗、伊藤将9勝5敗、西純6勝3敗、藤浪3勝5敗、才木4勝1敗、今季限りで退団したガンケルとウィルカーソンが各々5勝、後は秋山の1勝。主な先発陣の勝ちはしめて55勝です。つまり68勝のうち80%の55勝が、先発陣の成績なのです。
 では、来期阪神の先発投手陣を予想してみます。青柳に伊藤将、西勇と西純、才木に新外国人ブライアン・ケラー投手。この布陣に巻き返しを狙う秋山と先発転向の岩貞が先発のローテーションを目指すわけです。プロ2年目の森木もいます。高橋遙はまだ手術からのリハビリ過程ですので計算には入れません。あくまでも今期実績を重ねてみます。ケラーは今季マイナーで6勝5敗ですが日本の実績は0なので0カウンとして、主力7投手の合計は44勝(岩貞のリリーフでの2勝はカウント)です。ガンケルとウィルカーソン、それにボスティングが申請した藤浪の3勝をしめて13勝が抜けるので今期実績は44勝です。      

 優勝するための80%を実現するには。プラス20勝が必要。これは大変な事ですね。今季、青柳は13勝、伊藤将や西勇は9勝と好成績を残したのでこれ以上は期待は臨めないだろう。ならば、先発陣で優勝ラインの「80%の壁」を乗り越えるには、ダレにソレをしてもらえばいいのか?伸びしろの大きい投手は誰か?と見るならば、西純と才木の名前が上がります。二人の投手が2桁近く勝てば10勝近いプラスが出てこれにブライアン・ケラーが勝てば、「80%の壁」に近づき80勝ラインに到達優勝となるわけです。机上での計算ですが・・・・。