トラバカ日誌 8月の反抗の鍵は「守備」と「足」 

8月の反抗の鍵は「守備」と「足」

8月に入り引き分けを挟んで3連敗、再び借金生活に戻った阪神、ヤクルト戦の20得点以降、貧打戦に逆戻りしてしまった。打線の状況が非常に悪いのは、各打者のスイングを見て一目瞭然、ストレートに振り遅れ、変化球を引っ掛ける。バットの先に当ててしまい、高いフライが多く、飛距離が出ない。
開幕当時のように、大変な状況ですヮ。疲労蓄積による不振。4番大山の1番の課題はスタミナによる打撃不振、この不振は西の投球同様、長いシーズン必ず何度も訪れる。その疲労蓄積のスランプをいかに短期間で抜け、好機時期に取り戻すことができるか? 「疲労に打ち勝っ体力」と「疲労に打ち勝バットコントロール」「疲労に打ち勝つスイング速度」この根源は鍛え抜いた体力が大きなポイントとなるのだが、大山の場合、必ず疲労蓄積になればバットコントロールが乱れ振り遅れが非常に目立つ。
4番打者として期待される立場である大山だから、150キロの速球を降り遅れている状態が続くのであれば、もっとコンパクトに振り抜く事が、最短でスランプ脱出の1番の近道である。
 3連敗の借金生活となった今、日替わりオーダーについては疑問「選手もやりづらい」そのオーダー変更があまり機能していないことを見れば首脳陣ももう少し、「勝てる固定オーダー」と言うものを考えていく時期にあるのではないか。打線を組む上で、大山、ボーアの並びは変化のない方が良いと思います。これで、点が入るパターンがある。彼らの前後に誰に誰を打つかと言うところで、サンズ、梅野。 この4人はセットで考えたほうがいい。梅野がキャッチャーですから打線の中で負担を軽くしてあげたいんですけど、ボーアの後を誰が打つかというところで梅野が適任だと思います。ボーアの後は右、左、右になるのでサンズでも最初はいいかなぁと思ったんですけど、大山の前を打った方がサンズは生きますね。ランナーがいなくなった後に大山は打つのがうまいので、そこから攻撃の起点を作る打線にしなければいけないですからね。