矢野阪神タイガース打線上向くか?

矢野監督2年目のジンクスは最下位といわれるが、チームは化ける。選手のハートをつかんでいるし、実力はついていきた。メッセンジャー投手や鳥谷野手の穴をどう埋めるかである。ショート鳥谷には安心感があるが、そこは中堅選手が出て来るだろう。
 さて、今年のタイガースは優勝を目指すべく新外国人を5人も獲得し、助っ人は合計8人も獲得するなど、球団サイトもかなり力を入れてきている。野手は大山とマルテの3塁争い、遊撃は木浪や北條らがしのぎを削る。外野も新外国人のサンズが加入したことでレギュラー福留や糸井もうかうかしていられない。
高山も虎視淡々とレギュラーの座を狙っている。捕手では2年連続ゴールデングラブ賞の梅野に挑む原口も注目だ。2019年の阪神交流戦は順位に大きく影響してくる。糸井が成績を残したと思うが、それでも勝利につながらなかった。チーム全体の力として、パリーグに及ばなかった。その新しい外国人選手が来て改善できないかと。ジャスティン・ボーア内野手、ジェリー・サンズ外野手、2年目を迎えるジェフリー・マルテ内野手。助っ人野手3人を抱えることで、競争によるレベルアップ、打線強化を目指し「交流戦までに形をつくっていなければ」と。交流戦は6勝10敗2分で10位に沈んだ。いかにパリーグ球団に対抗するか。交流戦10年連続14度パリーグが勝ち越しを決めるなど、セリーグ各球団が苦戦している。
 だからこそ、この期間で勝利を積み重ねることが出来れば! 19年交流戦、阪神は巨人に5ゲーム離された。「巨人は19年、11勝7敗で交流戦3位」シーズン終わって見れば、首位とのゲーム差は6ゲームだった。助っ人のフォローが下手すぎる。昨季は途中入団したソラーが起用法をめぐって電撃退団した。二の舞を演じないためフロントは通訳を増員し、フォローアップし「虎の助っ人シフト」は思惑通り奏功するのか・・・??