阪神のポジション争いを振り返る!!外野は熾烈な争い・・・

 阪神が4月1日までの活動休止期間を「当面」の間に延長。再稼働時期は未定だが、少なくとも8日までは活動中止になる。再開を待ち、開幕に向けたチームのポジション争いをあらためて振りかえっておきたい。
 先発投手 開幕投手は西 勇で不動。青柳、高橋も開幕ローテーション入りは当確で、ガンケルも
有力な位置づけだろう。残り2枠を巡っては秋山、スアレス、中田、藤浪、岩田、飯田ら、一時、中継ぎ候補に回った岩貞が、再び先発候補に入ってくるかも見どころだ。救助投手は藤川が託される。 
エドワーズは中継陣の柱として期待されている。オープン戦、練習試合と好投を続けたのが谷川で大きな戦力になりそうだ。捕手、内野手に関しては、一塁ボーアは最有力。ボーアはオープン戦、練習試合で打球がなかなか上がらなかったが、どう修正するのかが注目。
 二塁、遊撃、三塁は、激しい争いが続きそうだ。二塁は、糸原が有力視されるが、上本も打撃好調で存在感を示している。遊撃は、木浪が本命視されている一方、北條の巻き返しがあるか?
三塁は大山とマルテのバトルが開幕直前まで続くだろう。
 外野手、センター近本は基本線。3月下旬に体調を崩して別メニューになったが心配はないと見る。糸井、福留と実力あるメンバーに加え、高山も好調で、守備は劣るものの勝負強い打撃が売りの新助っ人サンズもいる。熾烈な争いが繰り広げられるだろう。
 二遊間争いで植田がどこまで食い込めるか、成長著しい島田、内・外野守れる陽川ら注目の選手は多い。キャンプからオープン戦、振り替えになった練習試合と1軍へのアピール合戦が続く中、好調を維持する選手の中には「このまま早く開幕してほしい」という声が聞こえる 2020/04/10記