鬼門マツダスタジアムで流れつかめず。

ペナントレースの関門である交流戦を阪神は10勝8敗で終えました。貯金2つ。
ここまでの戦いぶりは、すごくいい戦いができています。開幕してから、今までの投手の踏ん張りでしのいできました。交流戦成績、ロッテ、日本ハム、オリックスは2勝1敗で勝ち越しましたが、上位ソフトバンク、楽天には1勝2敗。特に楽天戦は美馬、岸相手に終盤まで投手が頑張っただけに守備の乱れた試合でどちらか拾って欲しかった思いが強い。まぁ紙一重でしょうけど、この日のパ・リーグ首位楽天の守護力が1枚上だった。交流戦最終試合は0対1の完封負け。全体的に見れば貯金を2プラスできた。そこは良しと思う。但し、糸井、上本が体調不良。怪我の状態で無理させず休養後に、交流戦明けはスタメン復帰をしてくれることでしょう。糸井がスタメンから外れた10日ソフトバンク戦以降の8戦は4勝4敗。苦しみながら耐え、首位広島戦とは3ゲーム差で依然射程圏内だ。
交流戦明け大事な3連戦ー首位の座が遠のいた。リーグ戦再開で弾みをつけるには絶好の広島戦だったが…。初戦は3対13で打ち込まれ、降雨ノーゲームを挟んで、0対5と連敗を喫してしまった。寂しいゲームでした。3戦目の広島大瀬良投手はボールに力があったが、7回までゼロ封されるほどではなかった。ゲームの流れを作って、それをものにする広島。「ここ」と言う場面で打てない阪神。その差を痛切に感じたカードだ。
最近5試合で3得点以下が4度。うち2試合は0封負けを喫した。糸井のスタメン復帰は明らかにプラス材料。糸原・高山の若虎の元気が救い。いかにつながりを持たせるか。今後は攻撃面の復調が課題になる。