明暗分かれた序盤戦、最下位浮上のカギは?

開幕から1か月あまり経ちました。いろいろと想定外のことが起きていますが、良くも悪くも、やっぱり投手陣がいかに安定しているかが、大きいのだと感じています。その中でも想定外という意味で最も驚かされたのは、阪神です。これほどまでにつまづくとは?誰も想像していなかったはずです。
 一番は、開幕戦での負けかたが、大きく影響しているのかなぁ・・・と。開幕戦って本来「今シーズンはエースとして頼むぞ」と監督が、一番信頼の置ける投手を起用することが重要ですよね。だから、私どもは勝手に投手戦の展開で、数点の差で戦うと予想していたのです。ところが結果的には打撃戦。しかも、最大7点差を8.9回の大量失点でひっくり返っちゃうくらい衝撃的な逆転劇でした。
 絶対的なストッパーとして活躍していたスアレスの穴を誰が埋めるかで、いきなり新守護神のケラーで失敗してしまった。湯浅や、岩崎の起用も考えていると思いますが、いずれにしてもストッパーを固定出来るかどうかがすごく重要かなぁと思います。
 キーマンを上げるとしたら、野手で言えば実績のある大山選手が頑張ってほしいと思います。
佐藤選手一人をマークさせるのではなくて、前後でカバーしていく。その中で佐藤選手の調子が悪かったり、攻めが厳しくなったりした時には、後ろのバッターが返す。色々な部分で前後が大切なので、大山選手頼みで頑張ってほしいというのはあります。
 抑えの投手に関しては、いま、ケラー投手が2軍の試合で抑えているということなので、ケラー投手が入ってくれると良いのですが、そこそこ投げてという意味で考えると湯浅投手がセットアッパーをやったり。真すぐの勢いもかなりあるピッチャーなので、将来性も考えて湯浅投手が上がってくるんじゃないかなぁと思います。 頑張れ阪神!