近視系初期の老眼の「遠近両用メガネ」の合わせ方。

 H.Iさん 42歳の男性。現在は遠方専用メガネを使用されて、近く用メガネをは別にお持ちです。掛け替えが不便な点で遠近両用をと思って、他店で見積もってもらうと一式5万から7万円位と言われ、「上手く使えるるだろうか? 」と悩んでいた時、たまたま入っていた「笑顔でお付き合い」の新聞を見て当店に来店されました。
パソコン作業も遠近両用でできるかどうか?とおっしゃったので、画面の高さを尋ねたら、「ノートパソコンなので低い位置にあります。」とのこと。「それそれならおそらく大丈夫でしょう」と答えて検査に入りました

現在使用の遠方用メガネは  右= S−2.75  
              左=S−1.00 C−0.50   矯正視力BV=1.5でした。
 もう一本の使用メガネ((パソコン用)  R=S−1.75C−0.25 AX48°
                    L=S 0.00 C−0.50A X115でした。
 次に 5メートル自覚的屈折検査をしました
  R=(1.5×S−2.25 C-0.50 AX58° L=(1.2×S−0.75Cー0.50AX 110°)・・・①
   プリズム1△BI (外斜位)  矯正視力=BV(1.5)
 左右の近視の差があるので等価球面度数でいえば、現在のメガネは右眼も左眼も0.25Dの過矯正となつているが、無限遠には丁度良だろうと思いました。現在のメガネで別に疲れることはないそうです。
 2.0D加入での遠点は:50㎝ 近点:27.5㎝ RG均衡点:46.5㎝  調節力:1.64D RG調節量:0.15D RG調節率:9.1 パソコン作業距離(約40cm)でのRG均衡度数は
     R=S-1.00 C-0.50AX48° L=S+0.50 C-0.50AX110°(5m値からの加入度は1.25D)
 キーボードの手前に資料をおいて作業をなさいますので、資料への視距離はもう少し短くなる。
それで、遠近両用で遠用は ①の度とし、累進テストレンズで、加入度を1.00~1.75ADDまで試して見ました。 すると、1.50の加入のものが画面や資料の文字のハッキリさと、横方向の視野の広さと、全体的な自然さのバランスがより良いということで、1.50加入に決定しました。(実際には視線は手元の資料も近用部ではなく、累進部の下部見ています。)
 今回の事例は、老視の初期だったということと、ノートパソコンで両眼を見下ろす感じになっていることで、遠近累進部でも具合よくいけた例です。

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