トラバカ日誌

プロ野球セリーグパ・リーグ開幕!!
 3月26日セ、パ両リーグの6試合が開幕しました。昨季は、新型コロナウィルスの感染拡大で開幕が約3ヶ月遅れ、試合数が122削減されたが、2季ぶりに例年通り143試合される。だが、延長戦は行わずに9回で終了し、観客の上限は地域ごとに1万人から収客人数の50%までに制限されるなど、コロナ禍で2年目のシーズンも異例の形で進められる。
 昨季初めて中止になったセ・パ交流戦は5月25日から6月13日に。オールスターゲーム・クライマックスシリーズも例年通りの上位3チームで行われる。2015年以来開幕3連勝している阪神。今季に勝負をかける矢野監督の思い切りの良い采配が目に付きました。ヤクルトとの開幕戦、監督は、プロ9年目の藤波を開幕投手に指名。昨季2020年シーズン1勝、2年前の2019年シーズンが0勝と言う右腕の藤浪を大抜擢し、。監督の期待に応える粘投でした。5回を103 球で2失点。何度もピンチを背負いながら、ヤクルトに勝ち越しを許さず、バトンをリリーフ陣に託してマウンドを降りました。以前はもっと「緊張したり、入りにくさがありましたけど、意外とすんなり入り去年のリリーフの時の方がもっとパニック寸前の状態だった」と思われた。矢野監督は藤波を早めに降ろさせると5投手の継投で辛勝しました。「今季のレギュラーシーズンは延長戦無しの九回打ち切り」の決定を背景にプロ野球のゲームプランを根底から変ヘ、藤波の開幕戦103球を「成功体験」に結びつけたいのかもしれません。
 この延長線なしの試合ルールは、多大な影響を与えそうです。試合の中盤に入って、同点か、勝ち越ししているならば、先発投手を早めに降板させ、勝ちパターンのリリーフ陣を惜しげもなく投入していけますね。野手の交代も早めでしょう。リードしているならば、打力が乏しくても、守備が上手い選手を8回ぐらいから布陣に組み込めますよね。阪神にとってはリリース人が質量とも豊富なチームが断然有利になると言う事ですね。