精密測定の検査をしてよかった。!

A様、今回は男性のお客様です。40歳
現在「近視性の乱視のメガネ」をご使用です。2年少し前に、よくディスカウントチラシを出しているお店で、簡単な視力測定で作られたそうです。ご使用メガネに当初はあまりご不満ももなく車の時にかけられ、日常はかけず、仕事ではパソコンを長時間見られます。この頃、「手元が見にくくなった、少し目が疲れる、縦線が見にくい、」と言うことでご来店されました。

そこで、A様に少し細かくお伺いしてみますと、案の定、遠くも少し見えにくいそうです。
早速、目の精密測定をしてみました。ご使用メガネでは、右目の視力は0.8、左目は0.4でした。
 近視性の乱視でしたが度が全く違っていました。左右のバランスが悪く、右眼は乱視の度が2倍弱く、近視は4倍も強過ぎました。左眼は乱視が4倍弱くて、近視は4倍も強すぎる度数でした。
 近視で矯正して乱視の最弱度数(− 0.25)と言われるレンズ度数で矯正されていました。いわゆるメガネの度が違っているとすぐに思いました。近視を過矯正にして、乱視は最弱度で間違った処方がされていました。だから、両眼視して物を見ていないので目が疲れやすく、見にくかったのです。とにかく、目の測定には一般的に行われている近視や遠視・乱視・老視などを矯正するためのものと、一般的にはあまり行われませんが、人が成長したり、活動したり、活動するうえでとても大事な目の機能検査、(働きや質) いわゆる、目と脳のつながりを調べる為の精密測定を行いました。
検査結果 ⇒ 目は、近くを見ると視線が内側に寄ります。同時に近くにピントを合わせる力はお互い作用し合ってバランスが取れていなければなりません。A様は、このバランスが悪く寄り目ができにくい目でした。眼を寄せる力とバランスの問題のあるケースです。
 プリズムと言うレンズで遠方用(車用)も近用のパソコンを見る作業も解決に向かいました。
今回はメガネを常用されるとのことです。2〜3年後には老視が必要(入口)になられると思われます。