視力の低下、一年辛抱!!  (視力の低下の原因は)

A様は、1年位前から視力の低下が始まり、今では矯正視力が0.6位になっている女性のお客様です。
右目、左目とも遠視や近視が混ざった「混合性乱視」という目です。もちろん老視もあります。 
 まずは眼科で診てもらわれることをお勧めしました。
視力低下の原因によって治療が必要だからです。近視や乱視・遠視といった「屈折異常があっても、目が健康な場合は眼鏡あるいはコンタクトレンズで充分矯正することが可能です。しかし、白内障の網膜の病気・視神経性の萎縮などと言った、目に入った光の道が濁っていたり、像が映る網膜に異常があったり、写った像を脳に伝える神経に問題があると、その程度によりメガネで矯正しても、十分に視力が改善されません。 
  ※今月の事例は、遠視性乱視と老視があり「遠近両用メガネ」をお使いの女性(70歳)A様です。

一年ほど前、すぐ近くの大手ディスカウントメガネ店で作られたそうです。しかし、眼鏡をかけても遠くも近くもはっきり見えません。むしろ「遠近両用メガネ」を外した方がよく見える。目が開かない。体がだるく、栄養ドリンクをよく飲む。朝寝起きに目が開けにくい。等々…健康の問題もあるのではと思われます。眼科で診てもらうと「お年のせいですね。目はどうもありません」…目が充血しているからと目薬をくれました。それでも一向に改善しないため、当店にこられたわけです。

ご使用メガネ右=視力0.4=中度遠視 左=視力0.3 =中度遠視 老視度数=年齢より強めです。
 当初よりメガネの調子が悪く、3~4回お店にいかれたそうです。しかしその都度「度数はあっています。」とか「もう少し慣れてください」「今担当者が不在です。」挙句の果てに「担当者が転勤しました。」と言われ埒があきません。その眼鏡を1年ほど使用されたそうですが、目が腫れたり体調まで悪くなったそうです。
 検査の結果
 右目=遠視性乱視=1.0 左目=遠視+近視が混ざった「混合性乱視」=1.0
 老視=年齢相応の度数でOKです。 上下のズレ=プリズム矯正 をしてレンズ交換しました。
メガネの度数が遠視、老視ともにとっても強すぎて、視力も悪く、どんな検査をしたらこんな度数が出るんだろうと思うような違いでした。メガネを作り直し1ヵ月後、遠くも近くもよく見えるようになり、体調も良くなったと言うことです。