オープン戦始まる。今年の阪神はいかに?

今シーズン東京五輪の中断期間を考えれば、スタートダシュは特に大事だ。最低でも、勝ち越し。絶体に3つ取るという気持ちでスタートを切りたい。開幕前哨戦では二人の先発候補が登板した。青柳は開幕を迎えられる状態に来ていると思う。ヤクルト戦で2四球で歩かせる場面もあったが、そんなに細かな制球を持った投手ではない。昨年も9勝しているわけだから、ローテーションに入ってくるだろう。秋山は2017年に12勝を挙げた時のようなボールの角度、キレはまだ感じられないが、状態は上がっている。7回に太田から外角ストレートで見逃し三振を奪った。投手の原点はいかに投げれるかが鍵だ。後はゲームで投げて開幕に合わせていく。制球は良く試合は作れる投手なのでローテーションに入る可能性は高い。残り1枠は左右のバランスを考慮して、岩貞を使いたいとところ。投手陣をどう組み合わせるか?開幕から西勇、高橋遙人、そして、ガンケル。わたしなら、この並びで開幕3連勝を狙いたい。開幕ダッシュというものを考えた時に、先発陣で力のある投手から使いたい。今季は100試合終了時点で3週間の中断期間を挟む。残り43試合はCSのような戦いになる。100試合までにいかに白星を重ねるか。先発リリーフともに、積極的にいい投手をつぎ込んでいける。3、4カードの広島、巨人との相性を見据えても、先発4人目からは青柳、岩貞、秋山の配置がいいだろう。もちろん確実にカードの勝ち越しを狙うなら、23日の登板で抜群の安定感を見せたガンケルを開幕2カード目の頭に持ってくるプランもある。いずれにせよ、ガンケルの使い方がポイントになる。阪神先発陣の層は昨年よりも今年のほうが厚い。開幕から4カードを最低でも7勝5敗で乗り切りたい。ヤクルトを3連勝出来れば、気分的にも違う。3連勝を狙っていくべきだろう。