「寝たきり予防最新メゾット小脳トレーニング」&ビジョントレーニング

 先日、NHKテレビで放送されていました番組「ためしてガッテン」。ごらんんなられた方もおられると思います。「小脳トレーニング(指を使った眼球運動のチェック)脳トレで転ばない体に変身!?」 転倒からケガや骨折をしたことで寝たきりになってしまうようなケースも少なくありません。今回は、寝たきりを招くつまずき、転倒の原因が最新研究で明らかになりました。転倒予防の方法は。小脳低下を防ぐ簡単体操(小脳トレーニング)です。これは眼球運動(ビジョントレーニング)と同じ方法です。

 転倒の原因といえば・・・まず“筋力“ですよね。
もちろん筋力は欠かせない力です。最新の研究で、筋力以外にもう一つ転倒に関わる重要な“力“が「小脳の力」です。小脳は知覚と運動機能の統合で、手足のバランスや平衡感覚をつかさどっています。小脳が活発であれば、つまずいた身体を小脳の働きで姿勢を立て直し、小脳が働かないとつまずいたあとに姿勢を立て直すことが出来ず転んでしまいます。転ぶか、立て直すかは小脳が活発に活動がしなければ、筋力があっても転びやすいとの結果が出ました。

 また、低下した視力機能をなかなか元に戻すことはできませんが、脳で見る視覚の能力は、年齢や視力に関係なく、「小脳トレーニング」と同じ方法で改善することが出来ます。方法は、椅子に腰かけて①両の肩幅よりやや広めに手を前に伸ばし、親指を立てます。目はまず正面に向け、次に右親指に視線を動かします。次に左親指に視線を動かします。この時顔は正面、なるべく頭を動かさず均等に目を移動し、眼球だけを素早く動かすのがポイントです。左右の親指を交互に見つめます。この動作を10往復 ②片手を前に伸ばし、もう片方の手であごが動かないよう固定します。そして前に伸ばした方の手の親指を立てて、左右に大きくゆっくりと動かし、その親指を目で追うようにします。こちらも10往復です。 この2種類のトレーニングを1セットとして、1回に3セット。朝・昼・晩と時間をあけて、1日3回行うと効果的です。
「小脳トレーニング」で転倒防止と視力機能のアップを。