今年はいけるぞ!確実に地力がついてきている!阪神巨人戦甲子園開幕3番勝負。

今シーズン手始めの伝統の一線は1勝1敗。昨季が9勝15敗1分けのふがいなさで、前評判の高い巨人戦はバロメーターになるからまずまずのスタートです。
開幕から最も引き締まったゲームでした。7回の能見は阿部に同点打を浴びて降板したが粘り強く投げた結果です。1度はリードされた阪神はが、北條、上本の本塁打でひっくり返し、マテオ、ドリスたちの勝ちのパターンがはまって、互角に戦えるという印象を持ちました。攻める阪神、守る巨人の1球の難しさを痛感する勝負でした。
昨季7勝18敗とカモにされた広島。開幕から13試合目だが、金本監督はシーズン序盤の重要な一戦と位置づけた。初戦(広島の10連勝中のコイに待ったをかけた。)を取ったが、前日は期待の青柳が背信の投球で惨敗を喫した。3戦目を落とせば、開幕のカードと同じような展開で負け越しが決まる。昨年の苦汁をなめさせられた相手。
去年の優勝チームとやる上で、広島は2勝1敗で御の字だろうけど、阪神はそうはいかんぞ、という姿勢。ペナントレースの行方を左右しかねないと本気で考えていた。そして、金本監督は大胆に動いた。2位を死守し、首位広島に2.5ゲーム差で食らいついた。執念が生んだ勝利。2年目の金本阪神には、勝負強さがある。
3番糸井4番福留と打線の柱が出来、クリーンアップは心強い。それに加え高山、上本の出塁率も高く、開幕戦から鳥谷が頑張っている。打ち方も去年と全然違う。
攻撃では追加点の好機を広げた。でも気掛かりはエラーが続いている。3塁鳥谷は打球の強弱がつかめていないように思いますね。
阪神の失策は両リーグワーストですが・・・。「ここ」というときのミスは命取りになる。
昨年は選手がいない中で日替わりオーダーを組んだ。今季は選手が育ってきてた中での前向きなオーダー変更。この差は大きい。